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【高すぎる国保税】引き下げを求めて宮崎市に請願書提出 宮崎市国保をよくする会

昨年、宮崎市の国保税が引き上げられた影響を大きく受け、今年5月末時点の滞納世帯数は、2万120世帯(国保加入世帯の約22%)と、5世帯に1世帯が滞納している状況にあります。

宮崎市では一定月数以上の滞納世帯に対して10月末を期限とした短期保険証を発行しており、その数は5334世帯(7月末時)にものぼります。宮崎民商も加盟する「宮崎市国保をよくする会」は、宮崎市の国保をとりまく制度改善を求めて毎年請願署名にとりくみ、国保税の引き下げを強く求めてきました。

この継続的な運動が実を結び、保険証の窓口留め置きの解消や、今年1月には国保税の申請減免規則が緩和されるなど大きな成果につながっています。

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コープ佐土原での街宣活動

12月議会に向けて各団体が署名運動に奮闘しました。宮崎民商も会内では1会員10署名にとりくみ、会外に向けては11月25日にコープ佐土原店のご協力を得て街宣署名行動を行い、「本当に高いと感じている。引き下げて欲しい」など、多くの市民の皆さんから実情をお聞きすることができました。

 12月2日には、期限が切れたまま無保険状態になっている方を懸念し、市民プラザを会場に『国保なんでも相談会』をよくする会主催で開催しました。この日は隣町の方が夫婦で相談に訪れ「以前、窓口で冷たい対応を受けた。改善をしてほしくて声を伝えに来ました」と切実な実態を訴えました。

 よくする会は、12月9日(水)に『国民健康保険税の引き下げ等を求める請願書』を1961筆の署名を添えて市議会に提出しました。高すぎる国保税の引き下げは市民の命にかかわる切実な要求であるにもかかわらず紹介議員として賛同をしていただいたのは、13会派中2会派(社民党・共産党)にとどまりました。

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請願書を提出