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税務署から突然! =反面調査!!=

製麺業者の調査から

 5月に入って、数件のラーメン店の会員さんから「○◆製麺から麺を仕入れているでしょう。▲年分からの資料・帳簿を見せて下さい」と突然、宮崎税務署の署員が訪問しています。

なぜ?反面調査?

 税務署は、仕込み中だろうが、営業中だろうが、構いなしに、事前通知もなく突然訪問しています。

なぜ?面調査をしているのでしょうか?
 
反面調査は、調査を受けている納税者が、帳簿や資料が揃っていないため、申告の内容と照合できないなど「客観的にみてやむを得ないと認められる場合に限って」(税務運営方針)行われるもので、みだりにしてはいけません。ましてや納税者の承諾のない反面調査は、不当です。取引先との関係が悪くなり、信用を失墜させるような行為は、営業妨害です。

行き過ぎた反面調査は、やめさせましょう。

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来所依頼の郵便も!

 連休明けから、税務署からの「来所依頼」郵便が送られています。確定申告の添付書類の漏れ、扶養控除の誤りなどだけでなく、消費税の課税業者になるのではないかと疑われる所に「過去3年分の資料を持て来て下さい」と。
税務署員が、訪問せずに呼び出して、署内で調査をするようなもので、これは、行き過ぎた行為です。「来所依頼」は、あくまでもお願いの文書です。

みなさんの所にもし来たら、内容をしっかり確認して、まわりの役員や事務局と相談しましょう。