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５月下旬、事務局に運送会社に勤めるＡさん(３１)が「数ヶ月前、病気で休んだため、給料が下がり、毎月１２万円近いサラ金の支払いができない」と多重債務の相談に来ました。
サラ金４社で約３０５万円の債務でした。Ａさんは、毎月２回開いている「はまゆう道場」に参加して、これまでに解決した方の経験や特定調停について一緒に学び、裁判所に特定調停の申立をしました。
７月２日に無事終了し、ア●ムと武●士の合計債務約８８万円は債務無しとなり、プロ●スとアイ●ルの合計債務約２１７万円は、約１６６万円になり、毎月の支払いも当初の１/２程減って５万５千円になりました。
「２人の子供はまだ小さいので妻も働けず、支払っていけるかとても不安だったがこれでなんとかやっていけます」とＡさんは笑顔で報告に事務局に来ました。

※特定調停は、サラ金などの多重債務の返済について裁判所に申し立て、「利息制限法」に基づいて、債務の確定をおこないます。
サラ金は当初の借入から４年も経過すると債務は、ほぼ半分になり、６年も経過すると債務は、ほぼゼロになります。
また、特定調停で確定した債務の支払いについて、利息はつきません。